現役時代は阪急ブレーブスに20年間所属したフランチャイズ・プレイヤーで、通算1065盗塁は1993年にMLBでプレーしていたリッキー・ヘンダーソンに記録更新されるまで世界記録だったことから「世界の福本[1]」 「世界の盗塁王[2]」の異名を持つ(2023年シーズン終了時点でもNPB記録・世界2位)。シーズン106盗塁、通算115三塁打、通算299盗塁死はNPB歴代1位[注 1][3]。 現役通算2543安打、通算208本塁打という確実性とパンチ力を兼ね備えた打撃を持つ。NPB最多記録となる盗塁王を13回獲得、NPB最多記録となるダイヤモンドグラブ賞(現在のゴールデングラブ賞)を12回受賞している。またパ・リーグ初の外野手部門のダイヤモンドグラブ賞も受賞しており[4]、14年連続シーズン50盗塁の金字塔も立てている[5]。 俊足、主に中堅手として足を生かした広い守備範囲を誇る外野守備で加藤秀