先週はスキーマからJavaへのバインディングをカスタマイズする方法について説明しました。その中で<javaType>要素だけは説明を行ないませんでした。今週は,この<javaType>要素と,Javaからスキーマへのバインディングをカスタマイズする方法について紹介していきます。 データ型のカスタマイズ <javaType>要素はXMLの型からJavaの型への対応付けをカスタマイズするための要素です。 通常はXML SchemaのintはJavaのintに対応づけられます。たとえば,XML SchemaのintをJavaのlongで扱いたい,といった場合に<javaType>要素を使用します。 <javaType>要素は次のように記述します。 <javaType name="javaType" [ xmlType="xmlType" ] [ parseMethod="parseMethod"