3年ほど前、リサーチ・イン・モーション(Research In Motion:RIM)の株価は現在の約6倍、またノキア(Nokia)の株価もいまの4倍も高かった。下のグラフは、2010年第1四半期における主要メーカー各社のデーターをまとめたものである。 このグラフではタテ軸(単位:ドル$)が端末の平均販売価格、ヨコ軸が出荷台数(単位は100万台)で、棒グラフの面積の大きさが各社の売上を示している。またそのなかで、薄いグレイがかかった部分は製品原価および営業経費、そしてクリアな部分は営業利益を示している。 その後、各社の売上・平均単価・営業利益はどう変わったか。それを示したのが次のグラフで、左側が1年後の2011年第1四半期、右側が2012年第1四半期の様子をそれぞれ示している。 こうして見るとアップル(Apple)とサムスン(Samsung)の面積=売上や利益が増えていることが一目瞭然だが