2014年3月に行方不明となり、東京都内で27日に保護された朝霞市の女子中学生は、JR東中野駅にある公衆電話から自宅と警察に助けを求めていた。施錠された部屋から隙をみて逃げ出したため、保護されたときに少女は生徒手帳と170円の所持金しか持っていなかったという。こうした緊急時に連絡したいときに役立つのが公衆電話なのだが、携帯電話の普及に伴い、その数は減り続けている。そして、公衆電話の使い方を知らない子どもも増えているという。有事の際の利用方法や身のまわりの設置場所についてあらためて知っておく必要がありそうだ。 現在設置されているデジタル公衆電話(画像はNTT東日本より) 現在設置されているアナログ公衆電話(画像はNTT東日本より) 携帯電話などがない状況で誰かに連絡を取りたい場合、考えられるのは他人に借りるか公衆電話を利用するしかない。しかし、誰もが貸してくれるわけでもなく、人が見当たらなか