Universe Of Knowledge
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DRBDはマウントレベル(/home等)ではなく、デバイスレベル(/dev/VolGroup00/lvol0等)でデータの二重化を行うため、ハードディスク追加または、既存論理ボリュームサイズ縮小してDRBD用に空きの論理ボリュームを追加する。 ※空き論理ボリュームにはファイルシステムを作成しないこと [root@cl1 ~]# df ← マウント状況照会 Filesystem 1K-ブロック 使用 使用可 使用% マウント位置 /dev/mapper/VolGroup00-LogVol00 3428080 1557756 1693380 48% / ← 論理ボリューム(/dev/mapper/VolGroup00-LogVol00)に/が割当てられている /dev/sda1 101086 17832 78035 19% /boot tmpfs 127796 0 127796 0% /d
サーバを運用する際の問題の一つとして故障時の対応があります。高価なシステムを構築すればストレージはSANで構築し、サービスのフェイルオーバーも高価な商用ソフトを導入することで実現することは可能です。しかしながら、「そこまでコストをかけて構築しなくても、、、」といった場合もあるかと思います。そのような場合の解決策の一つとして、本編ではDRBD + Heartbeatというオープンソース・ソフトウェアを用いて、HA Clusterを構築する方法を解説します。以下、<host_m>と<host_s>という2台のサーバを用いた構成手順を紹介します。 DRBDとは、Distributed Replicated Block Deviceの略で、本家WEBサイトは http://www.drbd.org/ になります。具体的にDRBDは何をするものか?というと、パーティション
商用のクラスタソフトウェアがその市場を伸ばす中で、オープンソースソフトウェアによるクラスタソフトウェアも少しずつ改良が加えられ、その機能は進歩し続けています。 クラスタソフトウェアはミッションクリティカルな分野で使用されることが多いため、「ベンダーの保障がないと使用できない」と導入を躊躇する企業が多いと思われているかもしれません。しかし、その特徴と適用分野を見極めることで、有効な運用が可能になります。
はじめに 今回から数回にわたって、オープンソースのHA(高可用性)クラスタ構築ソフトウェア「Heartbeat」を題材にして、「クラスタリングとは何か?」というところから、Heartbeat自体の解説、Heartbeatを用いてのHAクラスタの構築、モニタリングなどについて解説していきたいと思います。皆さんお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。 クラスタリングって何だろう? まず、「クラスタリングとは何か」というところから始めてみましょう。この質問に簡単に答えてしまうと「あるミッションに対し、複数のコンピュータ(群=クラスタ)をもって対処する構成」だといえます。ですが、状況に応じてさまざまなミッションのタイプがありますから、それに対するクラスタリング(構成)も自然と変わってきます。 なお、Linuxでのクラスタリングの歴史は意外と古くまでさかのぼることができます。約十年前の雑誌ですで
The High Availability Linux プロジェクト ハイアベイラビリティLinuxプロジェクトの目的は、 Linux向けにハイアベイラビリティ (クラスタリング) ソリューションを提供し、コミュニティ作りの取り組みを通じて、信頼性・可用性・保守性(RAS: Reliability, Availability, Serviceability)を高めることにあります Linux-HAプロジェクトとは、多くのハイアベイラビリティ・ソリューションに幅広く使われている重要なコンポーネントのことです。あらゆるプラットフォームにとっての、ベストHAソフトウェアパッケージとしてランク付けされています。1999年から現在まで、非常に重要な用途で、推定3万件以上もインストールされており、このプロジェクトに対する関心は高まり続けています。Webページには、1日平均で約2万件ものヒットがあり H
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