宮崎県で発生した口蹄疫は拡大し続け、沈静化する気配も無いが、これだけの大現象であるにも関わらずマスメディアでの扱いが小さいのではなかろうかとの声をちらほらと見かける。 どうも原口総務相からマスメディアに風評被害を予防するために何らかの報道自粛要請が出されたようで、テレビ朝日によるカイワレ風評被害拡大等々の過去の事例もあり、おそらくマスコミ各社は意識的に抑制して報道しているようだ。 逆説的に事態の深刻さをうかがわせる。 誘拐事件報道に特に顕著だが、報道によって二次三次の被害の拡大が懸念されるような場合、マスコミ各社が報道協定を結び、報道しない、報道を抑制することがある。 過剰な報道によってマスコミが批判されることも多く、特に近年は訴訟を起こされることも増えているから、マスコミ自身、慎重にならざるを得ないというのも理解できなくもない。 今回の場合は口蹄疫はあくまで畜産の経済的な被害であって、国