3度目のエントリーでようやくロックン・ロールの殿堂入りを果たしたイエスは、4月7日にニューヨークで行われたセレモニーにおいて、代表曲「ラウンドアバウト」と「ロンリー・ハート」の2曲を演奏した。ステージに立ったのは、ジョン・アンダーソン、トレヴァー・ラビン、リック・ウェイクマンの3人(ARW)のほか、本家イエスで活動中のスティーヴ・ハウとアラン・ホワイト、そしてクリス・スクワイアの代役として“イエス大好き”を公言していたラッシュのゲディ・リーが友情出演していた。 ◆ARW画像 6人によるパフォーマンスは素晴らしく、もう何年も一緒に演奏していなかったというのが嘘のように、息もぴったりと合っていた。ARWが正式にツアーを開始した昨年の秋以降、幾度となく「イエスとARWが合体するのではないか」とか「イエスというバンド名を巡って裁判になるのではないか」といった憶測が囁かれていたが、そうした“お家騒動
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