by Scott W. Ambler, Copyright 2003 『In Use Case Driven Object Modeling With UML』においてDoug RosenbergとKendall Scott(1999)は、ロバストネス分析という技法を説明しています。その基本となる考えは、ユースケースのステップを分析することで、その中のビジネスロジックを検証し、それまでに分析した他のユースケースと統一の取れた用語を使っていることを確認できるというものです。言い換えると、ユースケースが十分にロバスト(堅牢)で、開発対象のシステムの利用要求を表現していると確認できるということです。もう1つの用途として、ユースケース内で呼び出されるロジックをサポートするオブジェクトやオブジェクトの責務の候補を識別するために使うことができます。これは事実上、UMLシーケンス図やUMLクラス図といっ