なんか GTK の UI を作ろうかと思って、Valaで書くのがよさそうな気がしたのでValaというのを触ってみたが、なんか思ってたよりよかったな。 まあRustが打倒C++できそうな今の時代に、わざわざマイナーなValaを使ってもあんま良いことないと思うけど、まあ良かったと思う点を書いておく リファレンスカウンタと文字列があってコンパイルがはやい 個人的には、プログラミング言語の機能って、C99 に自明な場合だけでもいいのでうまくやってくれるリファレンスカウンタと、文字列のconcatが簡単にできるぐらいで十分だと思ってたのだけど、大体そのぐらいの機能になっててよかった。 リファレンスカウンタやunownedは、Rustの所有権と比べたら雰囲気ぐらいの機能しかなくて、安全でないパターンが書けてしまうのはたしかにそうなんだけど、実際プログラム書いてると所有権は雰囲気ぐらいでなんとかするふん
Valaのデバッギング デモとして故意にnullを参照するバグ入りプログラムを作ってみよう。 ゲロを吐くだろう。 class Foo : Object { public int field; } void main() { Foo? foo = null; stdout.printf("%d\n", foo.field); } $ valac debug-demo.vala $ ./debug-demo Segmentation fault ではどうやってデバッグする? -g オプションでValaコンパイラはコンパイルされたバイナリにソースコードの行情報を含める。 --save-temps は一時的に作られるCコードを保持する。 $ valac -g --save-temps debug-demo.vala Vala プログラムは GNU Debugger gdb やグラフィカル・フロント
****************************** 最近なにかの拍子にVala言語に興味を持ってしまいました。Web上のドキュメントは限られているものの、Java言語との比較など平易なドキュメントもありましたので、学習をかねて稚拙な翻訳を載せていこうと思います。 原典は、“Vala for Java Programmers”(2011年3月13日取得)です。 JavaプログラマーからみたVala (1) ソースコード JavaプログラマーからみたVala(2) 型 JavaプログラマーからみたVala (3) クラス JavaプログラマーからみたVala (4) クラス② JavaプログラマーからみたVala(5) 通知 JavaプログラマーからみたVala(6) 引数 JavaプログラマーからみたVala(7) その他 WindowsでValaを動かす ************
久しぶりにValaのドキュメントの翻訳。前から気になっていたGCに関するものです。 原典は、“Vala's Memory Management / Vala/ReferenceHandling (last edited 2009-11-18 18:39:23 by Frederik)Explained”です。 ****************************** Valaのメモリー管理について Valaは、ガベージコレクション〔訳注:とくにマーク・アンド・スイープ方式など他のGCアルゴリズムをさしていると思われます。〕のかわりに自動参照カウント方式を、メモリー管理の基礎としています。 この方式には有利な点と不利な点とがあります。参照カウント方式は決定論的deterministicですが〔訳注:これもマーク・アンド・スイープ方式との対比です。参照カウント方式ではオブジェクトのメモリー
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く