松平名義で現実世界を舞台とした作品を執筆する一方、「龍門主樹」の別名でフランス書院のナポレオン文庫に『影魔王ザナック』『聖少女アンリエッタ』などファンタジー世界を舞台としたジュブナイルポルノ作品を発表。強引なルビふり (振り仮名) [1]、擬声語・擬態語の描写など独特な文体を持つ。 後に書いた小説『発情期 ブルマ検査』(1996年)で、人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」ネタを挿入したところ、アニメファンが多いと学会関係者から好評を博し、第6回日本トンデモ本大賞において大賞を受賞した[1]。その後同書には「トンデモ本大賞受賞」と書かれた帯がつけられた[1]。ただ、後に本人は「混惑」(松平の表現のママ)したことを公表している[1]。それ以来、露骨なアニメネタを自分の小説で控えるようになった[1]。とは言え、2010年に『R.O.D―READ OR DIE』など複数の作品を元ネタとした「メガネ