ソフトバンク同士の通話定額を実現した「ゴールドプラン」。当初は、ソフトバンク以外への通話が、時間帯、曜日、かける電話の種類によって異なっていたため、非常に複雑だった。ところが、10月30日の会見で、11月10日から他社への通話料が一律30秒21円になると孫正義社長自らが発表した(10月30日の記事参照)。以前に比べ、シンプルな料金体系になったと言えるだろう。 会見の席上、孫社長は「他社の料金水準に合わせて他社への通話料を値下げする」と述べていた。確かに30秒21円という金額は、NTTドコモの「タイプSS」、auの「プランSS」に相当する。しかし、これらのプランはドコモやauでは比較的通話料が高い方のプランである上に、それぞれ無料通話を1050円分含んでいるのだ。また、ソフトバンクのゴールドプラン同様、PHS間の通話料が定額になる「ウィルコム定額プラン」では、他社の携帯電話への通話料を30秒