人気漫画でテレビアニメや映画にもなった「映像研には手を出すな!」の主要キャラクターに、生徒会書記の「さかき・ソワンデ」がいます。彼女のように外国にルーツがある児童生徒は現実の学校では決して珍しい存在…
『孤独のグルメ』原画 「鳥取県鳥取市市役所のスラーメン」から 「週刊SPA!」2012年5月15日号 (C)久住昌之・谷口ジロー 写真提供=米沢嘉博記念図書館 中年男が食欲のままにひたすら一人メシを楽しむ『孤独のグルメ』が、今アツい。1月に関東地方を中心にテレビドラマが放映され、5月にDVDボックスやオリジナルサウンドトラックが発売された。 「孤独のグルメ 谷口ジロー原画展」も、9月30日まで東京・お茶の水の明治大学米沢嘉博記念図書館で無料公開中。原画の展示は珍しく必見だ。6月17日のトークショーではマンガの原作者でテレビドラマの音楽も担当した久住昌之が、谷口ジローの魅力やドラマ制作の裏話を語った。 『孤独のグルメ』原画の写真特集はこちらから ■谷口ジローが描くことで生まれる店 『孤独のグルメ』は、輸入雑貨商を営みちょっぴりダンディな井之頭五郎が、仕事の合間に実在する店でなにげない定食など
マンガの世界で、震災後の世界を表現した作品が目立ってきた。変わり果てた風景。先の見えない未来。重苦しくのしかかる現実と対峙(たいじ)する創作が広がりつつある。 「杜王町(もりおうちょう)」も3月11日の大震災では大きく傷ついた――。 荒木飛呂彦の1980年代から続くシリーズ「ジョジョの奇妙な冒険」の第8部「ジョジョリオン」が、「ウルトラジャンプ」(集英社)の6月号(5月発売)で始まり、冒頭で物語世界がそう説明された。 過去のジョジョにも登場した杜王町がある「S市」は仙台市を連想させ、「死者数行方不明者数そして失われた家屋や産業・避難者の数は報道の通り」と続く。 目を引くのは、地面が隆起してできた、全長10キロにも及ぶ堤防のような「壁の目」と呼ばれる地形だ。 荒木は「舞台を杜王町にすることはもともと決めていたのですが、構想の段階で震災が起きました。杜王町は仙台市がモデルなので避けて
東日本大震災で出版業界が紙不足に苦しんでいる。 日本製紙連合会によると、出版物やチラシに使われる紙の2割弱を生産している日本製紙の石巻、岩沼両工場と三菱製紙の八戸工場が津波で被災。首都圏の紙倉庫でも荷崩れで多くの紙が使えなくなった。 出版用の紙の出荷が滞るなか、集英社は4日に予定していた「こちら葛飾区亀有公園前派出所」「NARUTO」などコミック8点の発売を21日に延期。吉川弘文館も3月末に出すはずだった「平城宮大極殿院(だいごくでんいん)の設計思想」の発売を延期した。岩波書店は新書や雑誌「思想」第4号を、見た目は似ているものの普段とは違う種類の紙で印刷した。 製紙会社側では輸入を増やすなど紙の供給量確保に取り組んでいるが、「1、2カ月は何とかなっても、その先のめどが立たない」(三菱製紙の広報IR室)という。新刊を出し続けることで資金を回している出版社も多く、出版業界には「出版のペー
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