ビッドコインに対する中国の、ひいては日本も含めたすべての政府当局の対応は 第1に、投資家保護の観点、ひいてはバブル過熱防止 第2に、マネロン等の犯罪防止、ひいては国家安全保障 第3に、唯一無二の中央銀行の通貨発行権限への挑戦、ひいては自国通貨への影響と、通貨の国外流出防止 この3点が基本原則です。 3点目ばかりに論点が集中しがちですが、1点目のバブル過熱の調整の意味合いも、不動産や不良資産処理に苦しみバブル崩壊をずっと懸念され続ける中国ではセンシティブです。 また2点目も、北朝鮮問題その他当局としては侮れない要因でしょう。 いずれにせよ元の国外流出問題も含めて、投機商品としてのビッドコインおよびその取引所への規制についての当面のイシューはずばり、KYCだと思います。つまり口座開設時および資金出し入れの際の身元確認手続き。これの実効性あるルール化。 昨日JPモルガン代表が吠えたのも、これが少