スーダン西部のダルフール(Darfur)地方最大都市ニャラ(Nyala)にある映画館。映写機を回す男(2008年6月11日撮影)。(c)AFP/JENNIE MATTHEW 【6月25日 AFP】スーダン西部のダルフール(Darfur)地方の最大都市にして交易の中心地、ニャラ(Nyala)。ここには、5年目に突入した紛争にもめげない商売人たちが集まる。街に1つの映画館は、ささやかな娯楽を提供し続ける。 援助団体のある職員は、この街を「ダルフールのマンハッタン」と呼ぶ。ダルフール地方の人口の60%がこの街とその近郊に集中しているためだ。 ニャラは同地方で最もインフラが整備され、スーダンでも有数の経済都市。ビジネスだけでなく文化の中心地でもある。一方で、ニャラを含むスーダン南部は反政府組織の本拠地でもある。 同市の当局者は、「ダルフールに平和が戻ったら、この街は重要な都市になる。世界中の人がこ