春の引っ越しシーズン。大掃除で、思いがけぬところから大量のホコリが出てビックリすることがあるが、かねてより不思議だったのは、ホコリがなぜかどれもこれも「灰色」をしていること。 空中にあるときはほとんど見えないし、いろんなものから構成されているはずなのに、ホコリとして固まると、どうしてみんな同じ色になってしまうのか。 砂みたいなものが、全体の色を決定づけているのだろうか。 お掃除のプロ・ダスキンに聞いてみた。 「ホコリの中には様々なものがあり、たとえば繊維クズなどでは、白い繊維もあれば、いろんな色の繊維もあり、それらの色が混ざり合ってグレーに見えます」(広報室) そういえば、どんな色の絵具でも、黒がほんのちょこっと混ざるだけで、みんなグレーになっちゃうもの。それと同じ理屈なのか。 では、ホコリの成分とは? 「家の中のホコリには、服やふとんなどから出る綿ボコリ、食べ物のカス、抜け毛やフケ、土・
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