カリフォルニア大学バークレー校(UCB)の元教授、学部長で、現在はGoogleのチー フエコノミストとなった経済学者のハル・ヴァリアン (Hal Varian)が、New York TimesのFreakonomics blogでインタビューに答えている。全体になかなか興味深い内容だが、特 に以下のくだりは大学の新入生のみならず、今後自分の専門性の重心をどこに 据えたいか迷っているプログラマなどにも参考となるだろう。 多くの人から引っぱりだこの職業に就きたいということであれば、ありふれて いて安いものに対し、希少で補完的なサービスを提供するのが良いわけです。 では、至るところにあって安価なものとは何でしょう? それはデー タです。そしてデータに対して補完的なサービスとは? そのデータを分析する ということです。ですから私としては、データベースや機械学習、計量経済学、 統計学、視覚化といった