“タッチなし”で改札を通過可能な「ウォークスルー改札」や、各種処理のセンターサーバ化による「位置情報乗降システム」「サブスクリプション」「Suicaエリア統合」などの新サービスを実現しつつ、2028年度にはこれらサービスをスマートフォン上から利用可能な新しい「Suicaアプリ」の提供を計画しているという。 今回、同計画についてJR東日本に問い合わせて細かい事情が確認できたので、現時点でどういった変化が起きるのかの情報をまとめておく。 JRが導入する新しいQR決済は「Suicaとは別物」 現状のSuicaはチャージの上限金額が「2万円」であり、基本的にこの金額内に収まる小額決済での利用にとどまる。JR東日本によれば、26年秋ごろにモバイルSuicaアプリを大幅リニューアルし、この上限金額を超える買い物に利用可能な「コード決済機能」や「友達や家族同士で残高(バリュー)を送受信可能な送金機能」が
Diamond Premium News ダイヤモンド・プレミアム会員のみなさまだけに、ダイヤモンド編集部の特選ニュースをお送りします。 バックナンバー一覧 11月16日、熊本県でバスや鉄道を運行する5社が、全国交通系ICカードの利用を取りやめた。廃止当日に各所を取材すると、圧倒的な勝ち組の存在も明らかに。全国の自治体が熊本に注目する真相を探った。(ダイヤモンド編集部 永吉泰貴) キャッシュレス時代に逆行するような 交通系ICカードの廃止 2024年11月16日より、全国相互利用が可能なSuicaなど10種類の交通系ICカードは、運賃のお支払いにご利用いただけません。当面の間、くまモンのICカードおよび現金でのお支払いをお願いいたします――。 11月16日土曜日、熊本県内を走るバスの車内では、全国交通系ICカードの利用停止を告げるアナウンスが繰り返し流れていた。 前日まで使っていた交通系I
熊本県で路線バスや鉄道を運行する5社は、全国で初めて、16日から全国交通系ICカードでの運賃決済を取りやめました。バス停では戸惑う利用客の姿も見られました。 熊本県内で路線バスや鉄道を運行する九州産交バス、産交バス、熊本電鉄、熊本バス、熊本都市バスの5社は、11月16日から、全国で初めて「Suica」などの全国交通系ICカードでの運賃の決済を取りやめました。 JR熊本駅前のバス停では、こうしたICカードが使えなくなったことを知らずに乗車しようとして、戸惑う人が相次ぎました。 急きょ現金で支払ったという兵庫県からの観光客は「荷物を持っている中で現金を準備しないといけないのが不便だと思いました」と話していました。 全国交通系ICカードについては、機器の更新に、5社で合わせて12億円余りがかかることから、利用者の減少が続く中で、更新は厳しいとして廃止を決めたということです。 各社は、2025年3
熊本電鉄上熊本駅に張り出された、全国交通系ICカード取り扱い停止のお知らせ=熊本市西区で2024年11月4日午前11時50分、中村敦茂撮影 熊本県のバス・電鉄5社は15日に全国交通系ICカード(全国IC)による運賃決済取り扱いを終え、16日以降は「Suica(スイカ)」や「ICOCA(イコカ)」など全10種が使えなくなる。5社によると、全国ICからの離脱は全国で初。その背景とは。 5社は、バス事業を共同経営する、九州産交バス▽産交バス▽熊本電気鉄道▽熊本バス▽熊本都市バス。代替手段としてクレジットカード(クレカ)のタッチ決済とスマートフォン(スマホ)のQRコード決済を導入するが、約800台の車両の機器入れ替えが必要で2025年3月上旬の開始を予定。それまでの3カ月あまりは、現金か地域限定の「くまモンのICカード」のみ利用できる。 5社は16年3月に全国ICを導入し、23年度の乗客の利用率は
タッチ決済の発表イベントでポーズを決めるタレントの村井美樹さん(右)と漫才コンビ「中川家」の2人=28日、大阪市(井上浩平撮影) 大阪メトロと近畿日本鉄道、阪急電鉄、阪神電気鉄道の4社のほぼ全駅で29日から、タッチ決済機能のあるクレジットカードやスマートフォンを使って改札を通り、乗車できるようになる。三井住友カードの公共交通機関向けタッチ決済サービスを利用するもので、乗客の利便性が高まる。 三井住友カードのタッチ決済サービス「stera transit(ステラトランジット)」を活用。関西では南海電気鉄道などが先行導入している。29日から新たに近鉄など4社でも稼働し、関西圏の687駅で利用できるようになる。ビザ、JCBなど6ブランドのカードが使え、マスターカードにも今後対応する。 タッチ決済は、ステラトランジットを導入している鉄道会社の相互直通にも対応。駅の券売機で切符を買う必要がないため、
JR西日本は8月21日、新たな決済サービス「Wesmo!」(ウェスモ!)を、2025年春のサービス開始を目指して導入すると発表した。NFCタッチ決済とQR決済に対応し、銀行口座からのチャージや会員同士の送金機能も備える。 第二種資金移動業への登録完了を前提に提供する計画だ。 加盟店には、NFC機能を備え、QRコードが印刷された「BLUEタグ」を提供。ユーザーは、タグにスマホでタッチするか、QRコードをスキャンして決済する。JR西の共通ポイントサービス「WESTERNポイント」も利用できる。 導入店舗の初期費用は無料・手数料は1.9%と「業界最安レベル」だとアピールしている。売上金は最短翌日に受け取ることができる他、仕入れ先への送金も無料で可能だ。 JR西は、クレジットカード「J-WESTカード」、交通系IC「ICOCA」を提供しており、Wesmo!はこれらに続く新しい決済・ウォレットサービ
※商業施設内にある店舗など、一部ポイント加算対象とならない店舗および指定のポイント還元率にならない場合があります。 ※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。 その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。 上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。 ※最短10秒発行受付時間:9:00〜19:30 ※即時発行ができない場合があります ※お申し込みには連絡可能な電話番号が必要です。 ※スマホのタッチ決済:Visaのタッチ決済とMastercard®タッチ決済が対応 ※Google Pay™ で、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。 ※iD、カードの差し込み、磁気取引は対
いやまあ場合にもよるんだけど。 PayPayが出てきた時Felica/NFCでいいやんけなんで中国の猿真似してんだとか馬鹿にされてたし俺も馬鹿にしてた。でも最近ようやく気づいたのだが、速度だけ考えればPayPayのほうが速いんだよな。 スーパーでの買い物を例に考える。 PayPayの場合 店員がスキャンしている間にPayPayアプリを開いてバーコードを出しておく(同時にできるので時間の無駄にはならない) → 支払いはいかがされますか?って聞かれたらPayPayでって答える → 店員がPOSを操作してバーコードリーダーでこちらの端末を読み取る → すぐに決済完了 タッチ決済の場合 店員がスキャンしている間にウォレット操作してクレカを選択 → 支払いはいかがされますか? → クレカで → 店員がPOSを操作 → 支払い用のターミナルに通信中でするお待ちくださいって出てしばらく待つ → タッチ
日本における小売店のDX、特にオペレーションにおけるDXはセルフレジや電子棚札など、消費者の目にも触れる場所で広まっています。特にセルフレジは2000年代から普及が進み、コロナ禍を経て広く定着しました。 本記事ではリテールDXのうち、省力化のためのDXを「オペレーションDX」、データ活用やOMOなどのDXを「マーケティングDX」と区別した上で、オペレーションDXについてお伝えします。 オペレーションDXは必要不可欠。しかし…… 日本国内では、小売業界にも大きな影響を及ぼす物流2024年問題への対策もあって、多くの小売店舗がオペレーションDXを進めています。しかし、2023年末に業界の注目を集めたニュースがありました。英国のスーパーマーケットチェーンBoothsが、運営する28店舗のうち26店舗に有人レジを設置し、セルフレジをやめたという報道です。 同社のマネージングディレクターはBBCのイ
クレジットカードの世界最大手、「Visa」の日本法人が、カードの発行会社に対し、自分たちが提供する決済サービスを選ばなければ手数料を引きあげるなどといって取り引きを不当に拘束し、独占禁止法に違反した疑いがあるとして、公正取引委員会が17日、立ち入り検査に入ったことが関係者への取材で分かりました。 立ち入り検査を受けたのは「Visa」の日本法人で東京 千代田区にある「ビザ・ワールドワイド・ジャパン」です。 客がクレジットカードを使って店で買い物した場合、店が提携しているカード会社と客が契約しているカード会社との取り引きで一定の交換手数料が発生し、店側のカード会社が受け取る代金から差し引かれています。 関係者によりますと、Visaの日本法人は、「Visaカード」の発行元の国内の金融機関系のカード会社などに対し、複数の企業が提供している決済ネットワークサービスの中から、Visaが提供するサービス
現金を持ち歩く煩わしさや、ポイントやマイレージがたまるのを理由にキャッシュレス決済に移行した人もいれば、そうするとついお金を使いすぎる気がして現金にこだわっている人もいます。新しい研究により、クレジットカードや「○○ペイ」のような電子決済だと財布のひもが緩みがちになることが確かめられました。 Less cash, more splash? A meta-analysis on the cashless effect - ScienceDirect https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0022435924000216 We spend more with cashless payments | Newsroom | University of Adelaide https://www.adelaide.edu.au/newsr
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く