台風14号の予報円は一時、最大級の半径650キロに達した。新型コロナの世界的な流行による航空便の減少は天気予報にも影響するという。影響を最小限に抑えるために、ラジオゾンデ観測や商業衛星を使った取り組みが進められている。 予報円の大きさは最大級 台風14号は9日(金)午後6時現在、四国の南をゆっくりとした速さで北北東に進んでいます。台風は10日(土)から11日(日)にかけて、発達した雨雲を伴ったまま、紀伊半島沖から伊豆諸島付近に進む見込みです。 台風14号は発生した当初、予報円の大きさに注目が集まりました。5日先の予報円の大きさは半径650キロ、直径にして1,300キロは福岡から青森まですっぽりと入る大きさです。予報円としては最大級です。 こちらは10日朝9時と夜9時の予報円の大きさを、日を追ってみたグラフです。徐々に小さくなっていくのがわかりますが、3日前の7日(水)時点でも予報円の大きさ