学生の頃から、ネットサービスが好きだった。 自分みたいな人間が作ったサービスを顔も知らない人が沢山使ってくれる、あの快感。 直接話せない事とか話せない人とも、話せる唯一の世界がネットだった。 自由であったし、最高に楽しい世界。 大学生になった。 何もせずに、過ごしていたら、すぐ就職活動だ。 着慣れないスーツを来て、話慣れない言葉を話し、思ってもいない言葉を話す。 阿呆らしくて嫌になった。 仕事をするのが怖くなった。 そんな時にネットを仕事にする事を思い付いた。 幸い、自分でサービスを作った事もある。上手く話せなくても実績があったから、なんとかなった。 自分みたいなタイプの人間は、好きな事以外できないというのは分かっていたし、その唯一好きな事は恐らくインターネットだった。 だから、それを仕事に出来る事は、本当にラッキーだったし、自分の天職になるのではないかと思っていた。 大学に行く時、毎日見
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