州名の由来は諸説あり、有力なものとしては、アメリカ・インディアンのパパゴ族のalĭ ṣonak [ˡaɺi ˡʂonak](小さな泉の意)とする説[2][3][4][5]、スペイン語の"árida zona"(乾燥地帯の意)とする説、バスク語でaritz ona(良いオークの意)[6][7]。アステカの"arizuma"(銀の支柱の意)とする説がある。スペイン統治時代は「Arizonac」と呼ばれたが、これはメキシコのソノラ州プランチャス・デ・プラタ銀鉱山キャンプ近くの地域のみを指すものだった。このことはその地域が現在でもオーダム語でalĭ ṣonakと呼ばれていることから裏付けられる[8]。 1539年から1542年にかけてヌエバ・エスパーニャ副王領(現在のメキシコ)からスペイン人の探検が行われた。1539年、フランシスコ会宣教師マルコス・デ・ニサがこの地域を探検し、当時のインディアン、