用字・用語によるもの。名称や肩書、数字(年齢[注釈 1]、電話番号、金額等)の誤り。 城戸又一編『誤報』では、「衛生都市」(衛生→衛星)、「天丼を焼いただけで鎮火」(天丼→天井)、「秋の股のお手入れ」(股→肌)、「国家予算3円」(3円→3兆円)などといった誤植を「誤報」として扱っている。これらのミスは後の項目に比べると程度の小さいものとされ、この手のものが「誤報」の中で最も頻度の高いものとされている(後藤文康『誤報』103頁)。もちろん、単純なミスであるからといって、記事の影響が必ずしも軽微というわけではない。電話番号を誤って記載した場合は間違い電話の被害者を生むことにつながるし(クリスマスの恒例イベント「ノーラッド・トラック・サンタ」はこれがきっかけで始まった)、株価の場合は株式市場に深刻な影響をもたらしかねない。 近年[いつ?]は原稿入力の電子化によりタイプミスが出ている。 写真の取り