昨日のデットーリ騎手についての話しで納得していただけた方がたくさんいてくれて、嬉しかったです。今の外国人騎手の起用について、どうしても納得できない方がいるのは重々承知だし、今回の話しでも「やっぱりそれでも…」と思われる方がいるのも当然のことです。 昨日より少し詳しく書かせて頂きます。 うちのオヤジはヨーロッパの華やかな競馬に憧れ、フランスに行くようになった頃、僕も一度だけ付いて行ったことがあります。フランスには小さな競馬場がいくつもあり、そこで結果を出して上にのし上がりたい騎手が山ほどいます。だから当然オヤジのように日本人なんかが来たらレース中に僕より若いような騎手に顔を鞭で叩かれたり、見ていて僕のほうが辛いくらいでした。でもオヤジは「いつかロンシャンで乗りたい」という夢を叶えるために毎年行き続けました。当時は日本人なんて日本の馬ならともかく、現地で認められてフランスの馬でロンシャン競馬場