10月5日から幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2010」。NTTドコモのブースでは、モバイル端末に関する同社の最先端技術を見ることができる。ここではSFの世界で登場しそうな、AR技術をご紹介する。 同社が目玉の1つとして参考出展する「AR Walker」は、最近注目を集めているAR(Augmented Reality:拡張現実感)を応用したものだ。同社では、先ごろ発表した「Mobile AR」と同様に、実空間上に仮想情報を表示させるARの象徴的な技術の1つとして、このAR Walkerを位置づけている。 今回出展するAR Walkerは、外部機器としてヘッドマウントディスプレイ(HMD)を組み合わせることで、従来の携帯電話だけでは実現できなかった利用シーンを開拓するものだ。これまで携帯電話で使われていたアプリケーションなどの画面が、HMDを通じて目の前に表示されるようにな