NTTは1日、光回線サービス「フレッツ光」に、基本料が月2800円(税抜き)からの新料金プランを導入すると正式発表した。利用者にとって、現行の定額プランとどちらが得なのか。分岐点は、通信料が月1ギガバイトを超えるかどうかだという。 新料金プラン「フレッツ光ライト」は、基本料の2800円で月200メガバイトまで利用でき、その後は10メガバイトあたり30円課金する「従量制」。1200メガバイト(1.2ギガバイト)分に当たる5800円に達した後は使い放題になる仕組みだ。NTT東日本は6月1日から導入し、NTT西日本もシステムなどを整えて年内導入を目指す。 現行の月5200円で使い放題の定額プランに比べ、新プランの上限料金は600円高い。このため、定額プランの加入者が基本料金の安さに引かれて新プランに移っても、通信量によっては割高な料金を支払うはめになる。 新プランの方が得になるのは、通信量