CA1597 – 動向レビュー:電子ジャーナルのアーカイビング−海外の代表的事例から購読契約に与える影響まで− / 後藤敏行 ウェブ・オントロジーの可能性と図書館 1. はじめに ウェブ上の情報を組織化して活用するというWWWが設計された当初からの夢(1)は,現在「セマンティック・ウェブ」(CA1534 参照)と呼ばれて要素技術の標準化が進められています。その核となるウェブのオントロジー(ontology)は,ばらばらに記述,蓄積された知識の連動を重視しており,電子図書館どうし,あるいは図書館と関連コミュニティ(*)との連携,さらに書誌情報にとどまらない豊富なウェブ資源との統合といった面での応用が期待できます。 (*)ここでいうコミュニティは,地域社会に限らず,同じ関心領域や活動を共有する集合全般を指します。 2. セマンティック・ウェブとオントロジー 2.1. オントロジーとその働き
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