―先日、arrowheadの注文受付機能の応答時間を、現在の2ミリ秒から1ミリ秒に短縮するという報道がありましたが、実際にそういった取り組みはあるのでしょうか? はい。今の計画ですと、2012年5月を目標に注文受付の応答時間を、現在の平均2ミリ秒から1ミリ秒以下に半減させることを予定しています。 ―リリースから1年半で性能強化を決断された背景には何があるのでしょうか? arrowheadをリリースした2010年1月の時点では、海外の主要な証券取引所の注文応答速度はだいたい数ミリ秒でしたから、平均2ミリ秒のarrowheadは世界最高レベルのスピードと言えました。ただ、この世界は日々進化しており、今年に入ってから1ミリ秒を切り、数百マイクロ秒、つまり0.Xミリ秒というスピードの取引所が出てきました。そうなると、東証としても、そこで劣後しているわけにはいきません。できるだけ早期にキャッチアップ
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