NECは18日、デジタルカメラなどの映像記録用機器による動画撮影において、ズームやオートフォーカス時に、モーターなどの駆動により発生する雑音を抑圧する技術を開発したと発表した。 本技術により、映像記録用機器において、雑音を気にせずにモーターを高速に動作させて、よりスムーズなズームやフォーカスができるようになり、ビデオカメラ並みに使い勝手がよい動画撮影が、デジタルカメラでも可能となる見込み。この技術ではビデオカメラでも活用可能で、今後、筐体の小型化によってマイクとモーターが近くに配置されても、より雑音が少ない動画撮影ができるようになるとのこと。 従来のデジタルカメラでは、高価な静音モーターの採用やモーター駆動速度の制限などで雑音を減らすように対処してきた。しかし、スポーツシーンなど、動きの激しい動画を撮影するときにフォーカスやズームが追いつかなくなり、使い勝手が低下するという問題があった。今