航空会社と航空専門学校が協同して大型航空機整備士の養成を開始 〜大量退職を控え、航空整備士の確保と育成の促進〜 ANAグループとJALグループでは、2007年4月から、定期航空会社が運航する大型航空機の出発前点検等の整備確認業務ができる「一等航空運航整備士」の養成を日本航空専門学校、中日本航空専門学校と協同・連携して開始することといたしました。 現在、ANAグループとJALグループでは、セスナ機等の小型機の整備確認業務ができる「二等航空整備士」や「二等航空運航整備士」資格を取得した航空専門学校の卒業生を多く採用しておりますが、定期航空会社で必要とする大型航空機整備士との養成上の共通点は比較的少ない状況にありました。 このため、今後の整備職大量採用世代の退職時期の到来や、成田・羽田空港の発着回数の増加に伴う整備機会の増加を見据え、産学が一体となって大型機に対応できる整備士を効果的に育成して