1992年三重生まれ、会社員。ゆるくまじめに過ごしています。ものすごく暇なときにへんな曲とへんなゲームを作ります。 前の記事:武蔵小杉で乗って武蔵小杉で降りる~無意味な鉄道旅~ > 個人サイト ほりげー 大小暦とは 江戸時代、暦(こよみ)は幕府が制定し管理していた。今とは異なり、月の大小(1か月が30日の月が大、29日の月が小)は不規則で、年によって違っていた。 当時、暦の自由売買は禁止されていた。そこで人々はせめて月の大小だけでもわかるよう、絵の中に隠して表現したそうだ。それが大小暦である。いわば、江戸時代の謎解きカレンダーだ。 実際に見てもらったほうが早い。(本記事に掲載の大小暦とその解説画像はいずれも国立国会図書館のWebサイトから引用したものである。) 月の大小をどう表している? 船に漢数字が隠されている。七、八、三がわりと簡単に見つかるはずだ。また、船の帆に「大」と書かれているこ