今、全国で「コミュニティカフェ」が増えている。コミュニティカフェとは、地域社会の中での「たまり場」や「居場所」になるスペースで、多くは個人やNPO法人が運営する。メディアでも度々取り上げられる「こども食堂」も、コミュニティカフェの一つ。格差の広がりでひずみが大きくなっている現状に即して増加しているともいえるが、それだけにはとどまらない、社会の隠れたニーズに応えたのがコミュニティカフェだ。 原点は人とのつながりにあった 日本最初のコミュニティカフェは、1997年に在宅福祉サービスに従事していた河田珪子さんが「誰かに会いたい、話したい、一緒にお茶を飲みたい、行くところが欲しい」という願いに応え、月に1度の割合で新潟市の自治会館に『地域の茶の間』を開設し、それが2003年に常設型の『うちの実家』へ発展したものといわれている。コミュニティカフェの原点は、こうした人とのつながりにある。 この動きは徐
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