民間からCIOとして長崎県庁に入り、8年目。「電子自治体化にかかるコストを大幅に削減せよ」というミッションを与えられ奮闘中だが、自らの経験をもとに、コスト削減に必要な「視点」について考えてみた。 見積もりに納得感が生まれない理由とは 大型汎用機といわれるコンピュータが自治体に導入されたころ、「金食い虫」といわれながらも、そろばんや電卓による手作業が激減したことから人員が大きく削減された。つまり費用対効果でみると「効果」の方がはるかに大きかった。電子自治体化が進めらている現在の状況はどうであろうか。費用対効果が高いと胸を張って言えるのだろうか。 筆者は2001年に民間からCIOとして長崎県庁に入り、8年目を迎えている。入庁し初めて知事と会ったとき、「電子自治体化にかかるコストを大幅に削減せよ」というミッションを与えられた。自治体が高い買い物をしているのは知っていたので、削減できる場所はどこに
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