非常に簡単に言うと、妄想上の恋愛関係でマウントを取らなくては気が済まないというのが、エロトマニア(被愛妄想)の中でもクレランボー症候群の妄想の特徴です。 そのため、妄想の対象としている相手から避けられたり嫌われたりすると、自分の優位を取り戻すために、相手の方を貶める醜悪な妄想ストーリーを展開させていきますし、思い通りにならないと、相手に仕返しをしようとします。 クレランボー博士は、「熱情精神病」としてクレランボー症候群についての体系的な研究をまとめています(こちらは学術論文集です)。 熱情精神病(オンデマンド版) 作者:G・ドゥ・クレランボー 金剛出版 Amazon 1.とりわけ危険なケースの判断ポイント 2.長大な織物のように発展する妄想ストーリー 3.エロトマニア(被愛妄想)の「純粋型」としてのクレランボー症候群 ①混合型 ②純粋型( = クレランボー症候群) 4.クレランボー症候群の