火の粉が降る中、みこしを担ぐ男たち=10日夜、岐阜市、恵原弘太郎撮影火の粉が降る中、みこしを担ぐ男たち=10日夜、岐阜市、恵原弘太郎撮影 降り注ぐ火の粉を浴びながら、みこしを担ぎ回る火祭りが10日夜、岐阜市の手力雄(てぢからお)神社であった。 高さ20メートルの柱の頂点から落ちてくる「滝花火」の下にみこしを進めると、みこしに仕掛けた花火に着火。さらに激しく舞い落ちる火の粉の中を、上半身裸の男たちがみこしを上下に揺らしながら何度も行き来した。8基が次々と滝花火を披露し、爆発音と歓声が夜空に響き渡った。 火祭りは約300年前に始まり、火の粉を浴びると厄落としになると伝えられている。