サッカーJ1浦和のサポーターが差別的な横断幕を掲出した問題で、Jリーグは13日、浦和に対し「無観客試合」などの処分を決めた。対象は23日に埼玉スタジアムで行われる清水戦。清水側も大きな影響を被る裁定をクラブ関係者が冷静に受け止める一方で、サポーターからは「落ち度がないのに」と不満の声も上がっている。 【写真特集】清水エスパルス 2014鹿児島キャンプ 国際サッカー連盟(FIFA)の「反人種差別・差別に関する戦い」の決議を受けた今回のJリーグ判断。清水の竹内康人社長(54)は「Jリーグ、チェアマンの迅速な対応を評価したい。試合を楽しみにされているお客さまのことを思えば残念だが、Jリーグもそれを承知し、今回の件を重く受け止めての措置だと思う」と話した。 清水の高木俊幸選手(22)は13日の練習後、「(浦和戦の)あの大観衆でやるのを毎年楽しみにしていたので非常に残念だが、処分については尊重し