government of the people, by the people, for the people 大臣が「その件は局長に答弁させます」という国会の委員会風景は、勉強不足の政治家でも大臣になれたこの国の政治風土の象徴だった。 本来、国会は議員どうしが論争する場である。いま、民主党の小沢幹事長が「官僚答弁」を禁止する国会法改正をめざしているのは、国会を正常な姿に変えるためだ。 もし、官僚による大臣の代弁がいっさい禁じられたらどうなるか。政府側の答弁を担う大臣、副大臣、政務官には、政策に通じた政治家しかなれなくなるだろう。 これまでのように、派閥順送りで念願のポストを射止めた年功序列大臣では、答弁がしどろもどろになり、選挙対策上もマイナスになるはずだ。 国民にとっては、ボス政治の勲章だった大臣ポストが、政策通の実力者に明け渡されるのではないかと期待できる意味で、まことに好ましい動き
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