アップルの開発者向けのカンファレンス、WWDC2008に参加するためにサンフランシスコに来ている。キーノートでのアナウンスメントで注目すべき点は、以下の二つ。 ・予定通りにiPhone 3Gは7月に発売(日本を含めた22カ国で7月11日に) ・価格は、世界統一価格で$199(日本円だと2万円強) 日本の携帯電話メーカーにとってなんと言っても驚異的なのはこの価格。通信キャリアによる販売奨励金がなくなると、最新の機種は4〜5万円で売らないとビジネスにならないのが日本のメーカー。それに対して、これだけ魅力的なデバイスを2万円強で出されるということは、多くのメーカーにとって死刑宣告に近い。 なぜこんなことがAppleにできるかという話は、これとかこれを読んでいただければ理解していただけると思うが、結局のところは、スティーブ・ジョブズの現実歪曲空間のなせる技とも言えるわけで、そう簡単にまねができない