10代の少女らへの性的虐待で逮捕され、裁判開始前に自殺した米富豪、ジェフリー・エプスタイン被告からの多額の寄付金をめぐる騒動で、マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボ所長の伊藤穣一氏が7日、辞任を表明した。 参照:性犯罪者と”富豪慈善家”、エプスタイン被告の巨額寄付が巻き起こす波紋(08/24/2019) 参照:富豪慈善家の性犯罪と怪死…謎の「エプスタイン事件」世界に走る激震(08/31/2019 現代ビジネス) 伊藤氏は、理事を務めていたマッカーサー財団やナイト財団、社外取締役を務めていたニューヨーク・タイムズの役職も辞任した。 エプスタイン被告は、大学などにわかっているだけで3,000万ドル(約32億円)の寄付を行っており、メディアラボもその寄付先の一つだった。 伊藤氏は、メディアラボへの寄付のほか、個人の投資ファンドにも120万ドル(約1億2800万円)の資金を受けており、エ