アイスランドの作曲家、最古参級のコンピュータで作った音をニューアルバムに収録2006.12.12 20:00 作曲家Johann Johannssonのニューアルバムはレトロな巨大パンチカード読み取りマシン「IBM 1401」へのトリビュート。 1964年アイスランド生まれの「IBM 1401情報処理システム」はアメリカに輸入された最初のコンピュータのひとつで、コンピュータ業界では「Model T」と呼ばれています。一般の人が買える大量生産型デジタル業務用コンピュータとしては最古参クラスの製品でした。この保守エンジニアのチーフがJohann Gunnarssonで、僕の親父です。音にうるさいミュージシャンでもあった彼は、このコンピュータを使ってなんとか曲を作ろうとしたんですね。そういう用途で設計された機械では全然なかったんだけれど。 このお父さんの曲を使ってオーケストラと合わせた「IBM