【ソウル聯合ニュース】韓国関税庁が14日に公表した1月の輸出入動向(確定値)によると、輸出は前年同月比10.9%増の456億8100万ドル(約4兆2710億円)、輸入は3.9%増の452億500万ドルだった。 貿易収支は4億7600万ドルの黒字を計上した。12か月連続の黒字だが、黒字幅は前月(18億ドル)の3分の1以下で、昨年1月(23億ドル)以来の低水準となった。ドル安と円安の影響が出始めている。 輸出は昨年2月以来の2桁増だった。品目別にみると、石油製品(10.8%増)や化学工業製品(18.0%増)、半導体(9.0%増)、家電(13.8%増)、乗用車(23.6%増)、無線通信機器(14.6%増)などの増加率が大きかった。特に家電は15か月続いたマイナスからプラスに転じ、前月減少した自動車も持ち直した。 輸出先別では、中国(16.6%増)や米国(21.3%増)向けが2桁の伸びだった