この画像を大きなサイズで見る 1958年、日本で誕生したホンダの小型オートバイ、「スーパーカブ」は、翌年アメリカに進出した。カリフォルニア州ロサンゼルスに「アメリカン・ホンダ・モーター」を設立し大ヒットを収めることとなる。 当時アメリカでは移動手段として一般的なのは自動車であり、バイクの市場は極々小さかった。また、バイクはアウトローの乗り物として悪いイメージが定着していた為、最初は苦戦し、設立後最初の月に売れたのはたった8台だったという。 だが、アメリカン・ホンダの社員がスーパーカブ(HONDA50:CA100)を通勤用に使用していたところそのキュートな外観が人目を引くようになり、それから学生の通勤用として徐々に普及し始めた。 1961年には多額の広告費を投じて、「ナイセスト・ピープル・キャンペーン」を展開。コンパクトでパワフルなスーパーカブは、1965年にはアメリカのオートバイの市場をほ
