2008年のJリーグ観戦者調査の結果が明らかに。観客の高齢化とヘビーユーザーへの依存傾向が強まり新規顧客の獲得率は低下。若いファンの獲得が課題に。 筑波大・仲沢真准教授の協力によるJリーグ観戦者調査、2008年度の結果が集計され、Jクラブ担当者への報告会が開かれたという。 各紙の報道をまとめると、スタジアム観戦者の平均年齢は37.4歳で、2007年よりも0.9歳アップ。2001年には49.6%を占めていた29歳までの観戦者が、2007年は27.0%に減少。40歳以上の観戦者が41.7%とはじめて40%を超えた。 昨年の調査結果を受けて仲沢真准教授は、観戦者の平均年齢は毎年0.6才ずつ上がっている。これが1才以上だと大きな問題になる、と話していたが、平均年齢の上昇は0.9才と危険水準に近づいた。 年間の平均観戦頻度は11.8回で、昨年の11.5回から上昇。逆にJリーグ初観戦の