2年間国際大会に出るな!1次リーグ敗退でナイジェリア大統領が命令 7月1日 9時22分配信(産経新聞) 【ブリュッセル=木村正人】ナイジェリアのジョナサン大統領は30日、サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会1次リーグで敗退した代表について2年間、国際大会への出場を禁止すると命じた。代表の立て直しが表向きの理由だが、国際サッカー連盟(FIFA)は「各国のサッカー協会は独立して運営されるのが原則で、政治の介入は排除されるべきだ」と反発している。 同国は1994、98年W杯でベスト16、96年アトランタ五輪で金メダル、2008年北京五輪で銀メダルを獲得したアフリカ屈指の強豪国。アフリカ大陸初開催となった今大会にかける期待は大きく、同大統領は5月、代表を夕食会に招いて、「独立50年の誕生祝いにW杯を祖国に持ち帰ってほしい。これは国家的義務だ」とげきを飛ばしていた。 しかし、代表はふる