不適切な内容の手紙で他人を中傷するなど、県議としてあるまじき行動を取ったとして、鳥取県議会は18日、谷村悠介議員(34)(県議会とっとり)に対し、出席議員20人の全会一致で県議会としては初めて辞職勧告決議を可決した。 谷村議員は「一方的な決議で暴挙だ。文章表現が良くないことは事実で反省しなければならないが、辞職は考えていない」と突っぱねている。 谷村議員は8月27日夜、県議で自民党県連会長の山口享議員(78)の自宅ポストに、仏事用ののし紙の裏に「えんま様からお迎えが来られることを心よりお祈り申し添える」などと書いた手紙を投函(とうかん)。山口議員は「公職にある人が使う言葉ではない」と憤っていた。 手紙に関する一部報道などを受け、県議会には議会としての品位をただす28件(18日現在)の意見が寄せられた。本会議では、自民党会派から「議会として一定のけじめをつける必要がある」として決議の提案があ