第57回Linuxカーネルのコンテナ機能 ―cgroup v2から使うメモリコントローラ(2) 加藤泰文 2024-12-24
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distrobuilderは、Linux Containersプロジェクトで開発されている「LXD/LXC用イメージを構築するツール」です。特にLXD用のイメージサーバーで公開している各種イメージを日々ビルドするのに使われています。今回はこのツールを使って、独自のイメージをビルドする方法を紹介しましょう。 distrobuilderのインストール distrobuilder自体は単なるGo言語製のプログラムです。Ubuntuだけでなく、Fedora/CentOS/Springdale/Alma/Rocky、Gentoo/Arch/openSUSE/Plamoといった有名どころのイメージはもちろん、Apertis/openWRT/Alpineといった特別な用途のイメージやDocker Hubで公開されているイメージをカスタマイズできます。手順はシンプルで、カスタマイズ内容を記述したYAMLフ
技術書典17で、本書に大幅にページを追加した第2版を出版します。価格は本書から値上げします。コンテナの基本となるNamespaceの知識は、初版である本書でも学べますので、本書をお求めになりたい場合は、技術書典17開催前にお求めください。 Linuxカーネルに実装されているコンテナ関連の技術のうち、Namespaceとネットワーク関連の機能について解説する本です。 Linuxにおける「コンテナ」は単一の機能として存在しているわけではありません。Linuxカーネルに実装されているさまざまな機能を組み合わせて「コンテナ」が作られます。コンテナで使われるさまざまな機能のうち、この本では「この機能があるからコンテナと呼べる」と言っても良い基本的な機能であるNamespaceと、コンテナのネットワークで使われる機能について解説します。 特定のコンテナランタイムを使うことなく、Linuxにインストール
システムコンテナーLXD、および関連技術となるLXC、LXCFSの開発チームは3月31日、それぞれのメジャーリリースとなる「LXD 4.0」および「LXC 4.0」、「LXCFS 4.0」のリリースを発表した。2025年6月までサポートされる長期サポート版(LTS)となる。 LXCはCで書かれたコンテナランタイムで、システムコンテナとアプリケーションコンテナの両方に対応する。LXDはシステムコンテナおよび仮想マシンマネージャで、単一のマシン上で数千のコンテナを動かすことができる。LXCとQEMUベースのGoアプリケーションとして実装されている。各プロジェクトの母体となるLinux Containersは、英Canonicalの支援を受けている。 LXC 4.0は2018年に公開されたバージョン3に続くメジャーリリース。cgroup2の完全サポートが行われ、合わせてFreezer機能やeBP
オープンソースプロジェクトにコミットする方法のひとつに、ドキュメントの翻訳が挙げられます。今回の「Ask the Expert」では、KubernetesやDockerが登場する前から軽量なコンテナ環境構築ツールとして活用されてきたLXC/LXDについて、ドキュメントの日本語翻訳の分野で長年貢献されてきたTenForwardさん(加藤泰文氏)にお話をうかがいました。 今回話を伺ったエキスパート フォローしよう! 7月29日付けのtenforwardさんのツイートで、tenforward さんがLXDにコミットされているのを知りました。LXDとは簡潔に言うとどのようなものでしょうか? LXDはシステムコンテナと仮想マシンの両方を同じ操作感で扱える管理ソフトウェアです。システムコンテナというのは、Dockerなどのように基本的にコンテナ内でひとつのアプリケーションのみが動くコンテナと違って、仮
私が主に翻訳で関わってきた linuxcontainers.org のプロジェクトであった LXD が、プロジェクトから Canonical 配下に移動しました。 MLや公式ページでアナウンスされています。 LXD is no longer part of the Linux Containers project (Mailing Listのアナウンス) LXD is now under Canonical (公式ページのアナウンス) LXD は Canonical の傘下に入りました (アナウンスの日本語訳) While the team behind Linux Containers regrets that decision ここの表現は何か微妙な表現になってる気がしますね。 これまでプロジェクトを引っ張ってきた Stéphane Graber さんの Canonical 社からの退
This article compares LXC and Docker. Earthly enhances Docker by streamlining the container build process with advanced caching and parallelization. Check it out. Linux Containers (LXC) is an OS-level virtualization technology that enables you to create and run multiple Linux operating systems (OS) simultaneously on a single Linux machine (LXC host). LXC provides a set of tools to manage your cont
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