社会はどこまで狂うのか・・・自殺した生徒遺族に加害者が慰謝料の請求(下) 2007年04月30日08時12分 / 提供:PJ 【PJ 2007年04月30日】− (中)からのつづき。一昨年(2005年)12月に自殺した、長野県立丸子修学館高校(当時は丸子実業高校)の高山裕太君(当時16歳)の遺族が、いじめの加害者とされるバレーボール部員らから3000万円もの損害賠償を求められている。 逆告訴 現在、高山裕太君の母親は弁護団とともに、県教委や高校・直接いじめを行った生徒らを相手に刑事訴訟と民事訴訟を起こしている。また、校長が殺人罪と名誉毀損で告発され、現在検察庁に書類送検されている。 その一方で、裕太君の母親はバレー部の顧問教師と部員ら約30人から、慰謝料を求める民事訴訟を受けている。この、双方が相手に責任があると主張して並行して裁判が進行している状況を、逆告訴と呼んでいる。 (注:遺