タグ

2013年6月5日のブックマーク (4件)

  • 「手近なユートピア:誰でもベーシック・インカムをもらえるとしたら?」ル・モンド・ディプロマティーク 2013.5

    2024年を彩った多数の選挙のうち、ルーマニア大統領選が特別な位置を占めることになるとは予想されていなかった。同国では1989年に共産主義体制が崩壊して以降、いずれも大西洋主義で親欧派の社会民主党(PSD)と国民自由党(PNL)が政権交代を繰り返すか、あるいは現在のように連立政権を担ってきた。 →

    repon
    repon 2013/06/05
    「トマス・ペイン(注30)は、彼の著書『土地配分の正義』(1796)の中で、土地の占有に対する正当な補償として、土地所有者に税金をかけ、それをベーシック・インカムにあてようと述べている」やー、これだよこれ。
  • 分子生物学者たちの壮絶な争い『ドキュメント遺伝子工学』 - HONZ

    1970年代後半、遺伝子工学という1つの巨大産業が生まれた。 書はその誕生の場面を切り取った、良質なサイエンスドキュメント。そして、1つの産業をリードするベンチャーの誕生から成功を駆け抜けるストーリーでもある。 サイエンスとビジネス、叡智と欲望が交差する間で、2つの大学と資金たった1,000ドルのベンチャーが、インスリンという1つの物質の生産を賭け、競い合った。 そもそもインスリンとはどういうものか?ヒトは「体内のインスリン量がゼロ」という状態が続いたら、早くて1~2日で死に至ってしまう。これほどまでに直接的、かつ短期間に生死を揺るがす物質、それがインスリンである。ほ乳類にとって最も重要なホルモンと言われ、それを証明するかのように、インスリン関連の研究に、ノーベル賞が7つ授与されている。 約90年前にインスリンは発見されるまで、糖尿病患者は飢餓療法で餓死するか、糖尿病昏睡で死に至るか、

    分子生物学者たちの壮絶な争い『ドキュメント遺伝子工学』 - HONZ
  • 『新・ローマ帝国衰亡史』新しい仮説の立て方 - HONZ

    仮説力を磨きたい人にはおススメの。 いわゆる一流の人間とは、真理に近い仮説を立て、それをいち早く検証・実践した人間と言われている。確かにこのことは学問・政治・ビジネスなどあらゆる分野において普遍的であり、仮説力ある人が世の中をリードしていると言っても過言ではない、と言うと少し言い過ぎか。いずれにせよ、一朝一夕に仮説力を磨くのは難しく、よほどの才能がない限り、独学で徐々に学んでいくしかないのが現実である。 仮説力を磨くのにおススメするのは読書を通して仮説力ある人物の仮説・検証プロセスをフォローしてみること。HONZ代表である成毛眞のオールタイムベスト10で紹介されているは、仮説力を鍛えてくれる良書が多く一番のおススメリストであるが、書も京都大学教授が変わった仮説をたてているでおススメだ。 特に書を通して学べるのは、新しい仮説の立て方。物事を少し変わった視点から考察することで定説を覆

    『新・ローマ帝国衰亡史』新しい仮説の立て方 - HONZ
    repon
    repon 2013/06/05
    おもしろそうだなー
  • 『警察の誕生』 - HONZ

    『警察の誕生』 菊池 良生 集英社新書 (2010/12/17) 警察が、司法と分離している必然性はない。 過去には捕まえた時点でその人を裁く事が出来た時代もあった。恐ろしい話だ。 中世ゲルマンは最も恐ろしい。正々堂々と闘いを挑んで殺した分には「障害致死罪」であった。 自分を守るのは自分、極めてシンプルである。警察は、体制の転覆を防ぐ公安でしかなかった。 そこから見たら、むしろ現代の警察が奇跡である。警察はなぜ、「お巡りさん」をするようになったのだろうか? 書は警察の歴史を紹介しつつ、古代ローマ、中世・近代のウィーン・パリ・ロンドンの生活等を描く。それは外敵との闘いの歴史でもあるし、自治都市と王族の闘いの歴史でもあるし、ペストとの闘いの歴史でもある。パリって汚かったんですねえ。そして、外敵と戦うためには警察が必要なのであった。集団で戦えるよう、内部の組織を整えるのだ。 個人の自衛から城塞

    『警察の誕生』 - HONZ
    repon
    repon 2013/06/05