この年末から年始にかけて、インターネットの囲碁対戦サイトに突然現れ、並み居る有力な棋士たちを次々と破った「謎のプレイヤー」が話題になりました。その正体について、アメリカのIT企業、グーグルの研究グループのメンバーが、自分たちが開発した人工知能「AlphaGo」の改良版だったことを明らかにしました。 インターネットの複数の囲碁対戦サイトでは、先月末から今月初めにかけて、「Master」という名前の「謎の棋士」が突然現れ、有力なプレイヤーを次々と破り、世界的に有名なプロの棋士もいたとされることから、話題になっていました。 ハサビスさんのツイッターによると、「Master」の正体は「AlphaGo」の改良版の試作品で、動作をチェックするために囲碁の対戦サイトに参加したということです。そして、「非公式のテストは終わったので、今後、囲碁の団体と協力して公式戦に参加することを楽しみにしている」としてい