先のエントリーの続きです。「少年犯罪厳罰化 私はこう考える 」から山本譲司さんの論考の部分から抜粋します。 ----引用 この年の(2000年)の5月衆議院議員だった私は、自民党から共産党まで含め全党が共同で提出したある決議案に民主党所属の議員の一員として賛成していたのだ。決議案の名称は「少年非行対策に関する件」。内容は次の通りである。 『少年による深刻な凶悪事件が後を絶たず、憂慮すべき状況にあって、時代を担う少年の責任感と自立心が醸成され、その健全育成が図られるとともに国民が安心して暮らせる社会を創り出すことが喫緊の国民的課題である。(以下略)』 レアな「凶悪」な少年犯罪で行政動いてますよね。結果、今「安心」な状況になってます? 「不審者対策」とかで社会は余計不安になってません? 服役する前(秘書給与流用事件)は自身のことは棚に上げ、「刑務所にはどんな悪党がいるのか」と戦々恐々としていた