レビー小体型認知症とは 脳が自然と萎縮していくタイプの認知症としては、アルツハイマー型認知症に次いで多いのがこのレビー小体型認知症です。 α-シヌクレインというタンパク質が固まって脳の神経細胞にたまる異常なタンパク質が、発見した病理学者のレビー医師にちなんで"レビー小体"と命名されました。 脳幹などの脳深部にこのレビー小体が出現するとパーキンソン病のような症状が出現します。表面の大脳皮質にまで広く及ぶと認知機能の低下につながります。 アルツハイマー型認知症に比べ男性に多く、他の認知症に比べて進行が早いことが多いです。 レビー小体型認知症の特徴 幻視 レビー小体型認知症の初期段階では、もの忘れよりも幻視が目立ちます。 後頭葉の血流が少なくなることで幻視が引き起こされると考えられています。 虫や蛇が部屋にいる、知らない人がいる、遠くにいるはずの子供が帰ってきたなどの訴えが多いです。 妄想 被害