マジックナンバーとは、ファイルなどオブジェクト類の形式を識別するもの、フォーマット識別子のことである[1]。 なお、本項内でのマジックナンバーの具体的な値の表記には、特記無い限り16進表記を用いる。 フォーマット識別子としてのマジックナンバーとは、ファイルの種類を識別するのに使われるファイル本文中の(内容中の)特定の位置にある特定の数値のことである。ファイルの種類を識別する方法としてはファイルの拡張子や属性値(プロパティ)を使う場合もあるが、マジックナンバーとはそれらのことではなく、ファイルの本文中に表れる特定の数値のことである。ほとんどの場合、マジックナンバーはファイルの先頭に位置し、数バイト程度である。 また、ファイル以外にもデータ構造を持ったオブジェクト全般、例えば、マスターブートレコードでのファイルシステムの種類を表す識別子なども、マジックナンバーと呼ばれている。 歴史を辿るとマジ